2008年12月23日火曜日

超人コンプレックス

著者名:内崎まさとし
タイトル:超人コンプレックス 全5巻(完結)
コミックスレーベル:少年チャンピオンコミックス
サイズ:新書版

寸評:掲載誌は月刊少年チャンピオン。「超人コンプレックス」というのは球団名で、セ・リーグ7番目の球団(ただ、他球団の球団名や選手名は少し変えてある。阪神が下半身、長嶋茂雄がナガヒマとか)。ピッチャーの三四郎やサードの悶痔郎達は実力はあるのだが試合中すぐ脱線するし(エラーした選手をチームメイトが集団リンチ、しかもプレー中に)、選手もレギュラーの9人しかいない(三四郎は130試合に登板して30勝100敗。30勝もしているのにチームとして30勝しかできなかったと文句を言われたりしている)ため、チームは最下位。プロ野球が国民的スポーツだった80年代によく見られた野球ギャグ漫画である。
この作品、当時3巻まで順調に刊行されたあと、4巻がなかなか刊行されず、そうこうしているうちに連載終了してしまい、秋田書店のいつものパターンかとあきらめかけた頃、3年ぶりに4巻、更にそれから1年後に最終巻である5巻が刊行され、大変うれしかったことを覚えている。個人的にものすごく好きなギャグ漫画。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

自分の中では、5本の指にはいるギャグマンガの傑作です。
小学生だった自分が、死ぬかとおもうくらい腹抱えて笑った作品。